TOP > アーティスト一覧 > インドラ・トーマス
インドラ・トーマスは米国出身、世界的に期待されるソプラノとして急浮上してきたアーティストである。レクイエムなどのヴェルディ歌いとして活躍する他、幅広いレパートリーを持つ。ニューヨークのカラムール・フェスティバルで、ベッリーニの歌劇「海賊」のイモジェーヌ役を演じた際、ニューヨーク・タイムズは「あの狂乱の場は正に大成功であった・・・観客は拍手喝采で彼女を称えた」とインドラを評している。 フィラデルフィアのアカデミー・オブ・ヴォーカル・アーツを卒業後、カーネギーホールでニューヨーク合唱団との共演、続いてリトル・オーケストラ・ソサエティとの共演でプロデビューを果たした。プロデビュー前の10代の頃にはアカデミー賞作品賞を受賞(89年)した映画『ドライビングMissデイジー』の中でも、ソロとして歌を披露している。 2003年には、ボストン・ポップスとの共演でソリストとしてキース・ロックハート指揮の下、合衆国独立記念コンサートに出演。アメリカ合衆国でも頻繁にリサイタルを行い、最近では特にカラムール・フェスティバルとキンメル・センター(フィラデルフィア)での出演が多い。 2005〜2006年シーズンは、パリのサン・ドニ・フェスティバルや、ロンドンでのBBCプロムスにて、M.ティペット作「われらの時代の子」の初日公演、ボストン・シンフォニーとの初共演をはじめ、イタリア、スペイン、ロシアでも歌を披露するなど、メジャーデビューのシーズンであった。2006年のオランジュ音楽祭では、「アイーダ」で世界的テノール、ロベルト・アラーニャと共演したことも記憶に新しい。 2005年夏は、コルマール音楽祭にてリサイタルを行い、その後、パリでフランス国立放送によって収録されたヴィラ=ロボスの「アマゾンの森」を歌った。そして秋に入ってからは、オースティン・リリック・オペラで「椿姫」のレオノーラ役を演じた。 メトロポリタン歌劇場での「トゥーランドット」リュー役、シカゴ・リリック・オペラでの「アイーダ」出演はソプラノ歌手、インドラ・トーマスが世界で注目されるきっかけとなった。 今後の出演予定としては、2つの新しい役があり、ひとつは東京にて2007年3月に来日公演が行われる「運命の力」でのレオノーラ役、もう一つはイタリアの名歌劇場であるコムナーレ・フィレンツェとハンブルグオペラでの「仮面舞踏会」アメリア役である。リッカルド・シャイーとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団との共演、2007年4月に予定されているシャンゼリゼ劇場でのフランス国立管弦楽団とのリサイタルも期待が高い。
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