1977年結成、「赤毛の司祭」アントニオ・ヴィヴァルディにちなんで名付けられたレッド・プリーストは、国内外でのコンサートは完売、世界中の音楽祭(香港藝術節、モスクワ12月音楽祭、シュヴェッツィンゲン音楽祭、プラハの春音楽祭、バミューダ・ミュージック・フェスティバルなど)で活躍している。NHKやイギリスのITVなどテレビ番組にも取り上げられた事があり、特にITVでは名誉ある番組「サウス・バンク・ショー」にて、2005年古楽と最新の舞台芸術を融合させた「レッド・ホット・バロック・ショー」の様子が放映された。
メンバーは、リコーダー奏者のピアーズ・アダムス、そしてヴァイオリニストのジュリア・ビショップ、チェリストのアンジェラ・イースト、チェンバロ奏者のハワード・ビーチ。2006年のツアーからはジュリア・ビショップの代わりにカナダのバロック・ヴァイオリニスト、デヴィッド・グリーンベルグと共演することもある。彼らは古楽演奏を再定義し、冒険的な至芸、率直な感情表現、魅力的な演出を以って、オーケストラに匹敵するサウンドを創り出している。レパートリーの幅は広く、17世紀の無名ソナタから、バッハやヴィヴァルディの耳馴染みの楽曲まで多岐に渡る。「Nightmare in Venice(ベニスの悪夢)」(「ベニスに死す」のパロディ)や「Pirates of the Baroque(パイレーツ・オブ・ザ・バロック)」(「パイレーツ・オブ・ザ・カリビアン」のパロディ)など彼らのプログラムはとても個性的で、映画の題名などをひねったタイトルが付けられている。
最近では、自身のレーベルを立ち上げ過去の評判の良かったCDを新しい録音で再リリースしている。今後の活動として、メンバーのソロ活動や、オール・バッハCDや「四季」DVDのリリース、音楽の配信など数々計画されている。