TOP > アーティスト一覧 > ローナン・マギル
1954年生まれ、英国シェフィールド出身。幼い頃からその豊かな才能が認められ、9才の時に世界的ヴァイオリニストのユーディ・メニューインが若手音楽家育成のために設立した音楽学校の第一期生として迎え入れられる。1969年に英国最大の音楽家ベンジャミン・ブリテンと出会い、ブリテンは彼の才能を早くから賞賛。ロンドンの王立音楽院に進んだマギル氏はピアノと作曲においてその才能を発揮し、最高賞のゴールドメダルやコべット賞を獲得20才という若さで卒業する。 1974年、ロンドンのウィグモア・ホールとサウスバンクでデビュー公演を行い、更にブリテンの薦めでパリのコンセルヴァトワール・ヨーロピアンに学び、そこではイヴォンヌ・ルフェビュールに師事、最優秀賞(プレミエ・プリ)を、またロンドンでは、「GLAAヤング・ミュージシャン・アワード」を受賞。BBCテレビで数々のリサイタルやロンドン・シンフォニーオーケストラとの共演を果たす。 その後もしばらくパリに留まり、サル・ガヴォーやサル・プレイエルでリサイタルを開き、フランスのラジオやテレビで活躍する傍ら著名な演奏家や教育者のもとで勉強を続け、ピエール・サンカン、ベネディッティ・ミケランジェリやニキタ・マガロフにも師事する。 1985年にはポーランド「第1回ミロシュ・マギン国際ピアノ・コンクール」で優勝、また1994年には「第3回英国コンテンポラリー・ピアノ・コンクール」で優勝を果たす。 1999年、ロンドンのクイーン・エリザベス・ホールでモーツアルトのピアノ協奏曲K595を演奏、同年のドイツでの初公演は「素晴らしいデビュー」(ライニシュ・ポスト紙)と大好評を博す。翌年12月に行われたカーネギーホールでのリサイタルもまた大成功となる。2001年には、ベンジャミン・ブリテンとの関わりが、BBCラジオ3で取り上げられ、2004年にはブリテンを特集したBBCのテレビ映画にも出演。 近年は、ロンドンのサウスバンクでのリサイタルや、ロイヤル・フィルハーモニック&フィルハーモニア・オーケストラとの協奏曲演奏、BBCラジオ3での演奏、さらにオールドバラ、リッチフィールド、アポッツブリー、カンタベリーなどで開催された音楽祭、レバノンのアル・パスタン・フェスティバル出演などで幅広く活躍中。 英国内での演奏活動はもとより、アジアにも活動領域を広げており、一昨年は中国で若い音楽家の育成のために招かれる。スタインウェイ・アーティスト。
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