ソリダッドは1995年にベルギーのブリュッセル出身で、アストル・ピアソラに感銘を受けた若い5人のアーティストによって結成されたアンサンブルである。彼らは自分たちをアコーディオン/バンドネオン、ヴァイオリン、ピアノ、ギター、コントラバスでの「ピアソラのヌエーヴォ・タンゴの伝い手」だと自負している。
このオリジナルの組み合わせとパーソナリティはフレデリック・ドゥヴレーズ、アルベルト・イグレシアス、ダニエル・カッペレッティといった現代作曲家たちの興味を引いている。このアプローチはソリダッドがピアソラを演奏するアーティストという位置づけをし、新たな音楽の可能性を切り開いた。
ソリダッドの初コンサートはたちまちメディアにも取り上げられ、彼らの評判はベルギー国内のみならず世界中でも話題になり室内楽の数々のコンテストで賞を受賞した。
アンサンブルはブリュッセルのパレデ・ボ・ザールをはじめ、東京・サントリーホール、カンヌのパレ・デ・フェスティバル、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティバル、イタリアのヴェネト・ジャズ・フェスティバル、レバノンのアルブスタン芸術祭、ブリュッセルのフ・ラ・ジェ、フロリダのマイアミ・フェスティバル、台湾のアルゲリッチ・フェスティバル、スイスのルガーノ・フェスティバル、日本の別府、ベルギーの古楽器祭 “Festival van Vlaanderen”、またモントリオールのジャズ・フェスティバルにも出演している。
2000年4月にはパレ・デ・ボザールでのコンサート終了後、ソリダッドの演奏に感銘を受け彼らをいくつもの国際舞台に紹介しているマルタ・アルゲリッチとの対面を果たしている。
2002年1月、フランスの国営チャンネル、チャンネル3でも放送されたフランス音楽大賞の閉会式で演奏しており、ソリダッド自身も「最優秀新人賞」にノミネートされた。同年12月には、フランスのクラシック音楽雑誌「ル・モンド・ドゥ・ラ・ミュージック」より、彼らの1枚目のアルバム「SOLEDAD」が音楽賞である“Choc de l’Année”(アルバム・オブ・ザ・イヤー)に選ばれている。
翌年には彼らの2枚目のアルバム「Del Diablo」がヴァージン・レコードより発売され国内外問わずメディアから絶賛された。
また、2004年にはラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティバルに参加、その他にもワロニア・フェスティバル、フランダース・フェスティバルやカナダ、アメリカなどの公演に参加、2005年には日本ツアーも行なっており、カナダ、フランス、イタリアなども周っている。ベルギー国営チャンネルで全国放送された10月25日のベルギー王宮公演では、出演者として選ばれた。
2006年10月にEMI/ヴァージン・レコードから発売された彼らの新しいCD「Passage」はフレデリック・ドゥヴレーズに捧げられたもので著名なジャズ・ギターリストのフィリップ・カテリーンと共演したものであり好評価を得ており、最近ではベルギーとブリュッセルを代表するアンサンブルに選ばれている。
2008年にはストラヴィンスキーに捧げたCDがヴァージン・クラシックより発売予定である。
ソレダッド SOLEDAD:
ジャン・フレデリック・モラール Jean-Frédéric Molard(ヴァイオリン)
アレクサンダー・ギューニングAlexander Gurning (ピアノ)
マニュ・コンテManu Comté (アコーディオン/バンドネオン)
ジェリ・カンビエGéry Cambier (コントラバス)
パトリック・ドゥ・シュイテールPatrick de Schuyter (ギター)
「Astor Piazzolla: Concerto para quinteto」の音源試聴はこちら!
「Astor Piazzolla: チン・チン 」の音源試聴はこちら!
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