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アーティスト紹介

アレクサンダー・ルビャンツェフ

天才?奇才? 革新的ピアニスト
第13回チャイコフスキー国際コンクール3位入賞
優勝候補だった第14回チャイコフスキー国際コンクール2次予選敗退後、メディアが殺到!
緊急記者会見が行われるほどセンセーションを呼んだ 注目のピアニスト!

2007年の第13回チャイコフスキー国際コンクール3位入賞。同大会で審査員を務めたドミトリー・バシキーロフは「若々しく奇想天外。神秘的で、まるで別世界に居る感覚に陥ったような音」という賛辞を贈った。
2011年に行われた第14回チャイコフスキー国際コンクールでは優勝候補と期待されたものの、惜しくも決勝進出を逃した。結果に不満を頂いた聴衆は審査の公正さに疑念をぶつけ、ルビャンツェフの名を連呼する騒動にまで発展。この事態に対し異例の記者会見が行われた。コンクールの結果とは別に、ロシアの音楽批評家たちにより公正な評価投票が行われ、見事第1位に輝き「批評家賞」が贈られた。コンクール後も「聴衆によって選出された優勝者」として新聞各紙や専門誌を大いに賑わせ続けており、本国ロシアでも絶大な人気を誇る、今最も注目すべきピアニストの一人である。彼はその透徹した音楽と卓越した技術力により「リヒテルの再来」とも言われている。

1986年サンクトペテルブルク生まれ。聖歌隊の指揮者でありアコーディオン奏者の父とピアニストの母という音楽一家に生まれ、5歳でピアノを始める。天才的な才能は幼い頃より発揮されて、1995年からロシア、ポーランドなどで行われたコンクールで入賞、その後2001年エストニアのナルヴァでのコンクールにて優勝、2002年サンクトペテルブルク国際ヤング・ピアニスト・コンクール第1位、2004年シドニー青年国際ピアニスト・コンクール5位入賞、2007年にはルーザ国際ピアニスト・コンクールにおける第1位を獲得するなどの数々の受賞歴を誇っている。

2007年マケドニアのオフリド・クラシック音楽祭を始め、2008年フランスのディナール国際音楽祭、2010年韓国でのソウル国際友好音楽祭(International Friendship Concert in Seoul)などの音楽祭に招待され、現在では日本を始めブラジル、ノルウェー、エストニア、フィンランド、チェコなど世界中でその演奏を披露し、多くの聴衆を魅了している。これまでにクリストフ・ポッペン、マキシム・フェドトフ、ヤーノシュ・フュルスト、セルゲイ・ロルドゥギン、ウラディーミル・スピヴァコフ、そしてジャナンドレア・ノセダなど数多くの指揮者と共演している。

2011年12月にはマリインスキー劇場で行われた第2回マリインスキー国際ピアノ・フェスティバルにソリストの一人として、バリー・ダグラス、ネルソン・フレイレ、そしてダニール・トリフォノフといった錚々たる顔ぶれとともに招待され、存在感を示した。そこで彼はイゴール・グルップマン指揮の下、マリインスキー・ストラディヴァリウス・アンサンブル(the Stradivarius Ensemble of the Mariinsky Theatre)とモーツァルトのピアノ協奏曲第21番を圧巻の演奏とともに披露。聴衆を大いに沸かせた。

2012年には南アフリカのクワズルナタール・フィルハーモニー管弦楽団、ヨハネスブルグ・フィルハーモニー管弦楽団との共演、そしてベラルーシ国立交響楽団とは日本でのツアーを行う。2014年1月にはルドヴィーク・モルロー指揮の下、シアトル交響楽団との共演でアメリカデビューを飾る。また、ソロリサイタルとして、南アフリカの6つの都市、エストニアのチュリ春音楽祭(Türi Kevadfestival)、そして日本では第31回 横浜市招待国際ピアノ演奏会へ出演した。

現在ロシアのペトロザヴォーツク市国立音楽院において、ヴィクトル・ポルトノイ(Viktor Portnoy)に師事。また自身の楽曲制作にも精力的に取り組んでいる。



【きらめき、重く憂いのあるピアノ。本能的な音楽に浸る】高坂はる香(音楽ライター)

 ルビヤンツェフのピアノは、どこか深刻そうで、それでいて明るく、ずっしりとした音と、誰にも止められない躍動感を持って進む。テクニックが十二分であることは、言うまでもない。嬉しそうに、同時に悲しげにピアノに触れる様子からは、彼が作曲家に静かにとり憑かれているかのような印象さえ受ける。音楽は、実に自由で本能的だ。それはまるで、裸足で、どんどん深い森の小道に入り込んでいくようでもある。

 2007年第13回チャイコフスキー国際コンクールを聴くため初めてロシアを訪れ、ルビャンツェフのピアノを聴いたとき、きらめき、重く憂いのある音に、つくづく「自分は今、ロシアに来たのだ」と、その空気を実感したことを覚えている。聴き入るうち、独特のインパクトのある音、静寂の聴かせ方に引きこまれ、心拍数が上がっていくような気がした。このコンクールでルビャンツェフは3位(1位なし)に入賞。ロシアを中心にヨーロッパで盛んに演奏活動を行うようになった。日本でのコンサートツアーも早く実現しないものかと、当時思っていたものだ。

 ルビャンツェフは続く2011年第14回チャイコフスキー国際コンクールにも、有力候補と目されながら挑んだ。ロシアでの彼の人気はすでに大変高い。セミファイナル結果発表後、彼がファイナル進出者に選ばれなかったことに不満を持った聴衆が、審査員を取り囲んで抗議するという事態が起きたほどだ。しかし入賞を果たさずとも彼は、インターネットで配信を聴いていた世界中の聴衆の心を掴み、このコンクールをきっかけにさらに盛んな演奏活動を行うようになった。

 去る10月日本でおこなわれたリサイタルは、2公演とも完売。その演奏に触れた多くの聴衆が彼の生の音に魅了され、ピアノファンの間ではあちらこちらで話題となっていた。そして2012年、いよいよ日本でオーケストラデビューを果たす。4月に行われる西本智実指揮ベラルーシ国立交響楽団との日本ツアーでは、大好きだというラフマニノフのピアノ協奏曲第3番、そして、そのラフマニノフの原点だと気が付いてからどんどん好きになったというチャイコフスキーによる、ピアノ協奏曲第1番を演奏する。「悲しみをはらんだ作品でも、どこか人を救うような部分がなくてはならない」と語る彼は、ロマンティックでありながら哀愁をいっぱいに含んだ2つのプログラムでどんな音楽を聴かせてくれるのだろうか。

 ルビャンツェフに連れられて、深いロシアの森の奥に迷い込むというのもなかなか素敵な体験かもしれない。コンサートホールに足を運ぶ際は、ぜひ心を自由にして、どっぷりと彼の音楽に浸ってほしい。

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