TOP > アーティスト一覧 > サー・ロジャー・ノリントン
1998年〜現在 シュトゥットガルト放送交響楽団 首席指揮者 1998年からシュトゥットガルト放送交響楽団の首席指揮者を務めているサー・ロジャー・ノリントンは古典音楽の演奏スタイルの権威である。過去の大作曲家たちの意向を忠実に表現すべく、歴史的な演奏方法の研究及び開発を重ねていった。オリジナルの楽器を使用し、演奏人数、配置、ボウイング、フレージング、テンポ、アーティキュレーションなども当時の演奏方法通りに行っている。例えば、ほとんど の指揮者がメトロノームの指示通りに演奏すると早いと感じるベートーヴェンの交響曲も、ノリントンは指定の速度で演奏するのである。また、彼は連続ヴィブラートを用いない、「ノン・ヴィブラート奏法」を用いて、世界に衝撃を与えた。この結果、シュトゥットガルト放送交響楽団は、より世界の注目を集める存在となった。彼らが収録しているモーツァルト、シューベルト、チャイコフスキー、マーラーなどの録音は作曲家の意図を見事に反映しているとして、世界中で高い評価を受けている。ノリントンはしばしば、自身の演奏方法を経験してもらおうと世界のオーケストラを招待するが、現時点ではシュトゥットガルト放送交響楽団に勝るオーケストラはない。ノリントンは1962年にシュッツ合唱団を創設。録音を多数発表し、業界内での名声を得る。 1969年にケント・オペラの音楽監督に就任し、15年間で40作品ものオペラを400公演以上指揮した。1750年から1900年のオリジナル楽器を用いた演奏法を研究するため、ロンドン・クラシカル・プレイヤーズを設立。 彼らの演奏する、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、シューベルト、シューマン、ブラームスなどの作品は、当時演奏されていたであろう音楽を聴衆に届けている。 1980年代から1990年代にかけては、現在と同じく世界中のオーケストラから客演指揮者としての招待が後を絶たなかった。母国のイギリスでは、コヴェント・ガーデンやイングリッシュ・ナショナル・オペラでBBC交響楽団やフィルハーモニア管弦楽団と共演。 その他ヨーロッパでは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニ管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、などのオー ケストラを指揮。アメリカにおいても、ニューヨーク、ワシントン、ボストン、シカゴ、ロサンゼルス、クリーブランドなどのオーケストラと公演を行っている。
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